2020年、駐日ハンガリー大使館の構想により、東京にてルービックキューブにインスパイアされた日本人アーティストたちの個性的な作品が、高円宮妃久子殿下ご臨席のもと公開されました。日本での発売開始40周年を記念し、駐日ハンガリー大使館が、ルービックキューブをモチーフとした作品を紹介する一連のイベントを、日本で同商品を展開する株式会社メガハウスと共同開催したのです。

ルービックキューブはハンガリー人建築家ルービック・エルノーによって発明された、科学を遊びとして教えてくれる、シンプルかつ独創的な立体パズルです。当初は学生たちに3次元幾何学を説明するために開発されたものでしたが、1980年に発明者の名前にちなんだパズル「ルービックキューブ」として世界で発売されました。日本でも同年に発売され、最初の一年だけで400万個以上を売り上げて以来、ルービックキューブの人気は衰えることを知らず、世界で最も売れている玩具となっています。